【国際法判断】中国が「歴史的権利」として主張する「九段線」、国際法上の根拠は認められないとの裁定を公表!中国国営新華社通信「事実に基づかない...

南シナ海問題をめぐるオランダ・ハーグの仲裁裁判所の判決

中国が南シナ海をほぼ囲むように設定する独自の境界線「九段線」について、域内の資源に「歴史的権利を主張する法的根拠はない」との判断を下した。

中国外務省は声明で、判決について「無効で拘束力はなく、中国は受け入れず、認めない」と拒否する姿勢を強調した。

一方、仲裁裁判所に提訴したフィリピンは「画期的な決定だ」と、判決を歓迎する声明を出した。

判決はまた、中国がスカボロー礁でフィリピン漁民の伝統的な権利を侵害していると指摘。

さらに、中国による人工島造成は付近のサンゴ礁に深刻な被害をもたらし、環境保護義務に違反すると認定した。

中国がフィリピンのEEZ(排他的経済水域)内で漁業や石油採掘を妨害したことは「主権の侵害に当たる」と判断した。

フィリピンは、自国に近いスカボロー礁を2012年に中国が実効支配したことなどを受け、13年に国連海洋法条約に基づき仲裁裁判所に提訴。

九段線について、国際法上根拠がなく違法だと主張していた。

これに対し中国は「仲裁裁判に管轄権はなく、判決に拘束力はない」(王毅外相)と反発し、一貫して手続きを拒否。

仲裁裁判所は昨年10月、岩礁が低潮高地に当たるかなど訴えの一部に関し、裁判所に管轄権があると認め、審理を続けてきた。

この決定により、中国の立場は苦しくなる一方、南シナ海情勢は一段と緊迫化する可能性がある。

仲裁は海洋法条約で海洋紛争を解決する手段の一つとして指定されており、全当事者が受け入れなくても手続きを進めることができる。裁定は最終的な判断のため、上訴はできない。

 

なお、ロイター通信は12日、南シナ海をめぐる仲裁裁判所の裁定について、中国国営新華社通信が「事実に基づかない決定だ」と報じたと伝えている。

中国が言う事実は、国際的に到底許されませんね。
常任理事国にいるべきではないと思います。

この決定を受けて、ネット民から多数のコメントが寄せられておりますので、次ページよりご紹介します。

 

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